表紙 Chandon China

Chandon China

CEO

スー・ロン

創業

2013年

本社

No.1, Chandon road, Huang Yang Tan farm, Yong Ning, Ningxia 750002 - China

賀蘭山の山脈 © Chandon China

IdentityCHANDON CHINA

最高級スパークリングワインの生産・販売の拠点として中国に大きな可能性を感じていたシャンドンは、2009年からロケーションの調査に乗り出します。専門家チームが訪れたのは中国北部、寧夏回族自治区の賀蘭山の麓でした。岩山に囲まれ手つかずの大自然が残るこの場所は、中国最大のブドウ生産地の一つ。そのワインの品質は国内外で高く評価されています。私たちの心を動かしたのは、その景観に加えて、土地が持つ純粋さと野生、自由さでした。この地でシャンドンはワイン造りの新たな歴史を刻み続けています。2013年、寧夏はシャンドンの新たなホームの一つとなりました。メゾンで培われた高地栽培の経験は中国でも活用されています。ブドウ畑はすべて標高1140m前後の高地にあります。乾いた大陸性気候で年間降水量は180mm以下。寒い冬と暑い夏が訪れる地域です。特に冬の寒さは厳しく、マイナス20度にもなる真冬にはブドウ樹を土に埋めて保護するという珍しい工程をとっています。

エステートディレクターのスー・ロンと私は、中国でのブドウ栽培とワイン醸造の権威である西北農林科技大学の修士課程で学びました。ワイン醸造家としての豊富な経験とスパークリングワインへの情熱、そして中国市場のニーズへの知見を持って、私は2012年にシャンドンに入社しました。
アイグォ・リウ (シャンドン・チャイナ 最高醸造責任者) © Chandon China

アイグォ・リウ

シャンドン・チャイナ 最高醸造責任者

  • 2013

    シャンドンの創業年

  • 90

    点デキャンタ・ワインアワード 2020でシャンドン ブリュットに銀賞をもたらしたスコア

  • 2020

    ベスト・ヴィンヤード・マネジメント・アワード RVF 中国ワインアワード 2020でシャンドン・チャイナに贈られた賞

シャンドン・チャイナの製品、サヴォアフェール、アイデンティティを示すビジュアル

© Chandon China

ICON

シャンドン XI
力強く、官能的。シャンドンが初めて造ったドゥミセックタイプのレッドスパークリングワイン。中国語でめでたい、幸先が良いといった意味を持つ「Xi (禧)」と名付けられた、祝いの席にぴったりの1本です。ドサージュは40g/lで鮮やかな酸味と骨格によるバランスを備えています。シュール・リー製法による12カ月間の熟成と希少なマルセラン種が作り出す複雑な味わいが魅力です。
シャンドン XI © Chandon China

エステートへようこそ

シャンドン・チャイナのワイナリーは、伝統に忠実なワイン造りを可能にする最新鋭の技術を備えています。古くから使われてきた素材を用いたコンテンポラリーなデザインには、新旧を融合するシャンドン・チャイナのワイン造りが反映されています。中国由来のパターンを再解釈し、中国文化で縁起が良いとされる赤を取り入れています。
© Chandon China

持続可能な責任ある未来のために

シャンドン・チャイナは環境問題への意識が高まる時代に、高地の半砂漠地帯で産声を上げました。創業当時、この地域の農家の多くでは洪水を利用した灌漑が行われ、多くの無駄が生じていました。シャンドンは当初から国際的な節水基準を採用し、精密な点滴灌漑システムを導入しました。その後、中国政府によってこの地域には点滴灌漑が義務付けられることとなりました。水と同じく、私たちの大地はかけがえのないものです。
© Chandon China

LVMH の優れた社員

ポートレート クリストフ

社員の紹介を見る

ニュースワイン & スピリッツ

Chandon China ドンはモエ ヘネシーの傘下企業です。

モエ ヘネシーは、LVMHのワイン&スピリッツ部門に属し、"LVMH Vins d'Exceptions"を通じて名門ワイン農園を所有しています。テロワールの豊かさ、高い品質を誇る製品、そしてそうした製品を生み出すクラフツマンシップが光る卓越のサヴォアフェールによって国際的に名を馳せる27のメゾンを擁するモエ ヘネシーは、長年にわたって環境・社会プログラム「Living Soils Living Together(生きた土壌、共に生きる)」に取り組んできました。 責任ある飲酒を