Chandon Brazil
CEO
カトリーヌ・プティ(エステートディレクター)
創業
1973年
本社
Winery Rod.Sao Vendelino, Garibaldi 95720, Rio Grande do Sul - Brazil
IdentityCHANDON BRAZIL
シャンドン・ブラジルはスパークリングワインだけを造るブラジル初のワインエステートです。1970年代の後半、シャンドンの先駆者たちはブラジルの広大な土地と広範な緯度、多様な地形に可能性を感じていました。その答えはリオグランデ・ド・スル州のセラ・ガウチャと呼ばれる地域にありました。南緯約30度、南部の山岳地帯です。私たちのワイナリーと主要なブドウ畑は、ガリバルディのなだらかな緑の丘陵地帯にあります。さらに南下し、冷涼で乾燥した丘陵地帯のエンクルジリャダ・ド・スルには、2000年に植樹された250ヘクタールの若いブドウ畑があります。シャンドン・ブラジルは、ワインの素晴らしさを左右するのはブドウ畑であると考えています。ワイン造りとはブドウ畑の個性を引き出す作業に他なりません。シャンドン・ブラジルはファミリーの一員でありながら、ブラジルらしい祝祭のムードを秘めたエステートです。
笑い話のように聞こえるかもしれませんが、最初は1990年に6カ月間の予定で収穫と調整を行うためにブラジルにやってきました。それが3年間の契約を結ぶことになったのです。その契約は今も続いています。私をブラジルに引き付けるものは人です。ここには挑戦があります。私たちは亜熱帯の気候で働いています。3日に1日は雨が降ります。それ自体は問題ありませんが、その結果空気中の湿度が高まります。ブドウ畑の管理に多くの新しい試みを取り入れてきました。この土地ではブドウの仕立てにペルゴラを用いることが多いのですが、これは湿度を逃がせず病気の要因になります。これを、空気の流れを良くする垂直方向のトレリス仕立てに切り替えました。被覆作物としてオーツ麦やカブを植え、健康で水はけの良い土壌を保つようにしています。その結果、2022年以降、責任ある企業として認定されています。
フィリップ・メヴェル
シャンドン・ブラジル 最高醸造責任者
1973
スパークリングワイン
のみを生産する
ブラジル初のエステート1
2023年ヴィナリー・インターナショナル・ワイン・チャレンジでシャンドン パッションが金メタルを受賞
1
シャンドン ブラン・ド・ノワールが、ブラジル初のスパークリングワインとして持続可能なブドウ栽培の認証を取得
ICON
シャンドン リザーブ ブリュットメゾンのシグネチャー。フレッシュでエレガント。鮮やかで、生き生きとした味わいのクラシックなスパークリングワインです。爽やかでフルーティー、心地よい飲み口。柑橘類、ドライフルーツ、白い花を思わせるエレガントでフレッシュな香りを感じます。2024年には、スパークリングワイン界の「アカデミー賞」と言われるシャンパン & スパークリングワイン世界選手権にて銀メダルを受賞しました。
持続可能で責任ある未来に向けて
シャンドン・ブラジルは自らを所有者ではなく、管理者であると捉えています。この土地が私たちに果実をもたらしてくれます。その土地を大切に管理するのは私たちの責任です。その場にいる特権でもあります。シャンドン・ブラジルが何よりも重視するのは持続可能なブドウ栽培。私たちが所有する土地の20%は生物多様性保護区です。そのため、エンブラパ(ブラジル農牧研究公社)とのパートナーシップにより植え替えられた7.5ヘクタールのブラジルヤシの木立をはじめ、190本の保護されたアラウカリアの木など、そこには自然の楽園が広がっています。2022年より、PIUP(Produção integrada de Uva para Processamento)による持続可能なブドウ栽培の認証を受けています。エステートでは土地と環境を守るためのさまざまな計画に取り組んでいます。土壌侵食を防ぐために全体に植えられた被覆作物もその一つ。除草剤は一切使用せず、さらにブドウ畑の害虫を捕食する自然の動物や、生物多様性、土壌中のミミズを例とする有益な微生物や生物の活性化に注目しています。これらは取り組みの一部にすぎません。シャンドン・ブラジルは、より環境にやさしく、よりエシカルな未来を追求していきます。
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