世界メンタルヘルスデーを機に社員と積極的に関わり合うLVMH

2023.10.10に投稿 • 3 minutes
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カバー 世界メンタルヘルスデーを機に社員と積極的に関わり合うLVMH

LVMHグループは、社員のウェルビーイング向上に真剣に取り組んでいます。この点に関し、グループと傘下メゾンは長年にわたり、自社で働くチームを支援するための多彩なイニシアティブを展開してきました。LVMHは、世界メンタルヘルスデーを機に、世界のさまざまな場所で働くあらゆる社員のウェルビーイング向上へのグループ全体のコミットメントを確認しています。

LVMHと傘下メゾンによるイニシアティブの中心に位置しているのがLVMH ハート ファンドです。このプログラムは、感情的または心理的なウェルビーイングに影響を与える可能性のある問題に直面しているすべてのLVMH社員のために、秘密厳守で匿名扱いのサポートを年中無休で提供しています。このサポートでは以下のようなさまざまな具体的な措置が講じられます。

  • その人の状況 (愛する人を失った、家庭内暴力、薬の副作用など) に合わせた個別支援を提案する臨床心理士との電話、ビデオ、または対面セッション    
  • 実務的な支援 (法的支援、行政的支援など)  
  • コーチング・セッション (自己肯定感を高める、職場でのコミュニケーションなどについて) 

2021年のスタート以来、LVMH ハート ファンドには53の国と地域で働く社員から6,000件以上の要請が寄せられています。 

また、メゾンやリージョンごとでも多くの取り組みが行われており、具体的には以下のようなものがあります。   

ベネフィット コスメティックス 

ベネフィットは、社員が自分のメンタルヘルスを把握するのに役立つセルフチェック・リソースを導入しました。社員にはまた、ストレスや不安の対処法に関するアドバイスや、リラクゼーション・エクササイズを掲載したガイドブックも配布されました。  

ブルガリ

ブルガリは、イタリアで働くスタッフを対象に、マインドフルネスをメンタル・ウェルビーイング・ツールとして職場で活用する方法を学ぶ特別オンライン・セッションを開催しました。   

クリスチャン ディオール クチュール 

ディオールで働くスタッフは、必要を感じれば、心理カウンセラーやソーシャルワーカーに相談できるようになっています。メゾンにはまた専門のメンタルヘルス・タスクフォースもあります。人事チームもメンタルヘルスの問題に関する研修を受けており、メゾンはストレス問題への対処 (問診票への記入、ヨガ、ピラティス、マッサージのクラスの実施など) を優先事項としています。   

北米では、毎週、特にこうした問題のために対話の機会が設けられているのに加え、10月は強化月間としてさまざまな取り組みが開催されます。例えば、メンタルヘルスに集中するために仕事をしない日、ストレス管理に関する専門家によるウェビナー、燃え尽き症候群のリスクを軽減するためのカンファレンスや成功事例の紹介、瞑想セッション、ウェルビーイング・ルームの設置などがあります。  

ル・ボン・マルシェ 

世界メンタルヘルスデーを記念して、ル・ボン・マルシェは、心と筋肉のつながりを意味する「ニューロ・コネクション」に関するカンファレンスを含む特別プログラムを開催しました。  

レゼコー – ル・パリジャン グループ 

人事チームは、メンタルヘルス・ファーストエイドの研修を無事終了しました。2日間にわたりスタッフは、メンタルヘルスの病態、兆候の見分け方、非医療的アプローチによる対応方法について学びました。 

ルイ・ヴィトン  

世界メンタルヘルスデーにルイ・ヴィトンは、予約不要のビデオ会議による傾聴&サポート・セッションを実施。さらにイギリス、アイルランド、南アフリカにある12のブティックでも同様のセッションを開催しました。  

LVMH ビューティ イベリア 

オンデマンドのウェルビーイング・プラットフォームと心理的サポートにより、LVMHビューティ イベリア (スペインとポルトガル) は、年間を通じてチームのメンタルヘルスの課題に取り組んでいます。ストレス、慢性疲労、生活衛生、睡眠、呼吸などのトピックについて詳しく学び、話し合う機会を提供するイベントが開催されています。 

LVMH ノースアメリカ  

10月10日、メンタルヘルスに関する「ランチ&ラーニング」イベントが開催されました。スタッフは、秋の間、メンタルヘルス・ファーストエイドのオンライン・トレーニングを受けて、このトピックに関して会話を続けることが奨励されました。  

モエ ヘネシー オーストラリア&ニュージーランド

9月14日 (オーストラリアの全国自殺予防デー) から10月10日まで、メゾンは、ストレスとレジリエンスに関するウェビナー、同僚を称え感謝するグラティチュード・テーブルの設置、専用ツールやリソースの共有など、ウェルビーイングに関するさまざまな取り組みを実施しました。

リモワ

メゾンは、全社員にCalmアプリの1年間無料サブスクをプレゼントしました。  これは、瞑想クラス、音楽、身体を動かすエクササイズ、マスタークラスなど、ユーザーが一歩下がってストレスフルな状況を管理するのに役立つリソースの数々を提供しているアプリです。

セフォラ 

セフォラはYogistとのパートナーシップを開始しました。社員はオンラインまたは対面式のワークショップに参加し、姿勢を矯正したり、ストレスを緩和したりすることなどに取り組むことができます。

ティファニー

メンタルヘルスをサポートするために用意されたリソースとしては、社員が無料で受けられるコンサルティング・セッションや、経験豊富な心理カウンセラーが考案したアプリなどがあります。

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