評価され、認められたアプローチ

LVMHは、社会、環境、倫理関連、ガバナンスのパフォーマンスについて透明性のある報告を行うことを目指しています。この報告は、財務広報部が管理する株主や投資家とのコミュニケーションや、規制された公開資料を基に行われ、透明性があり、包括的かつ教育的な内容となります。外部に対して客観性を示すため、この情報は、幅広い組織や独立した格付け機関によって評価されます。

2023年に新しい規制義務(サステナブルファイナンス開示規則(SFDR)、タクソノミー)が課された際、投資家はLVMHに対してさらなるESG(環境、社会、ガバナンス)への要求を行いました。これらの要求に対する答えは透明性を高めること。ESG部門は、今後財務広報部に統合され、総会に先んじて行われるミーティングなどを通じて、財界とともにコミュニケーションを構築していきます。CliffのESG委員会を共同監督することで、グループはESGのコミュニケーションに対するベストプラクティスを定義する中心的な役割も果たしています。2024年、そしてそれ以降、特にCSRDの導入に後押しされる形で、LVMHは、投資家に配慮してさらなる信頼を獲得し、グループのコミットメントの実効性を確保して、ESG分野でのリーダーシップを強化していきます。

「このような対話は、財務上の利害関係者の信頼だけではなく、市場の期待に対する私たちの洞察を構築することを可能とします」

ロドルフ・オザン

ファイナンシャル コミュニケーション ディレクター

ESG

LVMHグループと傘下の75のメゾンは、従業員、パートナー、関係者とともに、望ましいラグジュアリーだけでなく、持続可能なラグジュアリ―の創出と具体化に向けて取り組んでいます。グループは各種プログラムや目標設定を通じて取り組みに関与しています。