Domaine des Lambrays
CEO
Jacques Devauges
創業
1365年
本社
31, rue basse 21220 Morey-Saint-Denis - France
IdentityDOMAINE DES LAMBRAYS
シトー会修道院の古文書として保管されている1365年の証書に、モレ・サン・ドニ村の「クロ・デ・ランブレイ」と呼ばれるエステートに関する記載があります。コート・ド・ニュイの中心部の8.70ヘクタール (約21.5エーカー)に広がるブドウ畑は、フランス革命中に74人の所有者に分割され、19世紀まで再び統合されることはありませんでした。1938年、レネー・コソンがドメーヌ・デ・クロ・デ・ランブレイを引き継ぎましたが、ローランド・ド・シャンブルおよびサイエ兄弟がこの土地を購入する1979年までこのブドウ畑はほとんど維持管理されていませんでした。彼らは、ワイン醸造家のティエリー・ブルーアンとともにエステートを復活させ、ワインにかつての栄光を取り戻し、1981年、クロ・デ・ランブレイは、グラン・クリュ (特級畑)に格上げされました。ドメーヌは、長年に渡り一貫して上質のワインを造っており、「コート・ド・ニュイの宝石」という名でも親しまれています。
1365
シトー会修道院に保管されている証書に、「クロ・デ・ランブレイ」と称されるモレ・サン・ドニ村のブドウ畑の土地が初めて記された年
1981
クロ・デ・ランブレイがグラン・クリュに格上げされた年
2014
LVMHがクロ・デ・ランブレイを買収した年
Domaine des LambraysのCAMPAIGNSとIDENTITYの写真
ICON
モレ・サン・ドニ村の5つのグラン・クリュの一つ、クロ・デ・ランブレイのワインは、素朴ながら豊満でしなやかな複雑味があります。「ビロードの手袋の中に鉄のこぶしが入っているような」と巧みに表現されるように、この非常にエレガントなグラン・クリュは、黒ブドウの香りが特徴です。このワインは、様々な資料で世界のワインベスト100にランクインしています。
サヴォアフェール
シャルルマーニュやブルゴーニュ公の時代からブドウの木が栽培されていた狭い帯状の土地に位置するクロ・デ・ランブレイは、約9ヘクタール (約22エーカー)に広がる畑です。コート・ド・ニュイの粘土石灰質土壌からは、世界最高峰のワインの一つと考えられているピノ ノワールを原料とするワインが造られます。ドメーヌは、伝統的なブルゴーニュワインの製造方法に忠実に従ってワインを造っています。クロ・デ・ランブレイは、収穫時の慎重なブドウの選別や、キュヴェ の厳選により、ただひたすらにサヴォアフェールを卓越したワインへと昇華させます。
LVMH の優れた社員
メゾン ルイナールでルミアージュ職人とキャビストをしています。私の役割は、発酵後のワインボトルを動かして、澱を排出するために瓶口の方へと沈ませることです。言うほど簡単なものではありません。澱の大半はボトルを下に傾ければ自然と沈んでいきますが、一部の「軽い澱」は、瓶の壁面にくっついたまま沈まないことがあります。そのため、この「軽い澱」を瓶壁からはがしてボトルから排出できるようにボトルを回転させるのが私の役割です。これをするために、私はろうそくの明かりでワインの状態を読み取っています。つまり、澱がどこにあるのか、どんなふうに回転すべきかを特定するために細かく観察するのです。この作業は基本的に手作業ですが、機械化もされています。そのため、私はすべてのキュベで、あらゆる種類の瓶でテストを行い、機械でどのようにボトルを動かすべきかというプログラムを決定しています。